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ベンチャーの選考対策

就活が不安で動けないときの最初の1週間、焦りを整える4つの手順

公開 この記事は約19分で読めます

就活が不安で動けない状態とは、やるべきタスク・情報・比較が同時に増えすぎて手が止まる状態を指します。頑張る前に「焦りを下げる1週間」を挟み、環境・情報・自己分析・相談相手の4手順をDay 1~7で整理して、2週目のタスクの絞り方までを解説します。

先に結論

  • 就活が不安で動けないときは、タスクを増やすより先に「焦りを下げる1週間」を置くと、2週目から動き出しやすくなります
  • 1週目は「環境を整える→情報を絞る→自己分析を軽く済ます→相談相手を1人決める」の4手順に区切り、1日1~2時間だけに制限するのが順当です
  • 1週間の終わりで「2週目にやる3つのタスク」まで絞り込めれば、不安で手が止まる状態からは抜け出せます
  • 動けなさが2週間以上続く、睡眠や食欲に影響が出ているときは、就活の作業を減らし、大学の保健室・学生相談室や医療機関への相談を優先します
  • ベンチャー志望の人は、1週間を終えた段階で「大手も見るか」「ベンチャーに絞るか」を仮で決めると、情報の集め方が一気に減ります

この記事で分かること

  • 就活が不安で動けないときに起きている3つの状態と、1週間で切り分ける見立て方
  • 最初の1週間に「やること」と「あえて外すこと」の全体像
  • Day 1~Day 7で進める4つの手順と、1日1~2時間に収める時間配分
  • 既卒・インターン未参加・内定0のケース別で、1週目に優先する作業の違い
  • 1週目の終わりに「2週目のタスクを3つに絞る」具体的な決め方

動けなくなっている段階から、就活の整理と自己分析の進め方を一緒に組み立て直せます。

「就活が不安で動けない」が起きる3つの理由と、1週間で切り分ける見立て

結論として、就活が不安で動けない状態は「タスクが多すぎる」「情報が多すぎる」「比較する相手が多すぎる」のどれかに当てはまることが多く、原因で手の打ち方が変わります。原因を見立ててから手を動かすほうが、作業時間を増やすより効きます。

28卒の採用スケジュールは、内閣官房「2027年度卒業・修了予定者の就職・採用活動日程に関する考え方(新しいタブで開きます)」(2025年12月26日)で、広報活動開始を2027年3月1日以降、採用選考活動開始を2027年6月1日以降、正式な内定日を2027年10月1日以降とする日程が示されています。ただし、この日程は政府の要請で、企業の採用活動を法的に拘束するものではありません。インターン経由の早期選考は大学3年の秋冬から動くため、「周りが先に進んでいる」と感じやすい時期が長く続きます。この構造が不安を強めやすい点を押さえておくと、焦りを個人の問題だけで抱えずに済みます。

動けない状態の3つのタイプ

タイプ中身典型的な口ぐせ1週目で先にやること
タスク過多型ES・インターン・自己分析・企業研究を同時に抱える「何から手をつけたらいいか分からない」タスクを3つに絞る→時間を区切る
情報過多型SNS・就活サイト・口コミを見続けて疲れる「見ないと不安だけど、見ると落ち込む」情報源を2~3に絞り、閲覧時間を区切る
比較過多型周りの進捗や内定数と自分を比べ続ける「周りが◯◯なのに自分は何もできていない」比較の相手を外す→自分の基準に戻す

1週間で見立てる手順

  • 日中に不安が強くなる時間帯を1つメモしておき、「どのタイプか」をDay 2までに仮決めします
  • 複数のタイプが混ざっている場合は、睡眠や食事に影響が出ているほうを先に扱います
  • タイプが分からないまま1週間を進めても構いません。手順自体はどのタイプでも共通です

動けなさが長引いているときの切り分け

就活の不安は多くの学生が経験する一方で、動けなさが2週間以上続いたり、睡眠や食欲、気分の落ち込みに影響が出ているときは、就活のタスクを減らし、相談先を変えるほうが先です。大学の保健室・学生相談室、かかりつけ医、地域の精神保健福祉センターなど、医療・学生生活の相談を優先してください。この記事では、医療的な判断が必要な状況の対処までは扱えません。

就活生

就活サイトを開いてもスクロールするだけで何も進まないし、周りと比べると自分だけ遅れている気がする。

ベンチャールーキーズ編集部

「スクロールだけで時間が過ぎる」のは、タスク過多型と情報過多型が重なっているサインです。1週目は、タスクも情報源も意図的に減らす方向で動くほうが結果的に進みます。周りの進捗との比較は、内閣府の調査でも「最初の内々定を受けた月」に幅があることが分かっており(出典は後述)、全体の累積では多くの学生が春までに動き出す一方で、春以降に内々定を得る層も毎年一定数いることが示されています。

動けない状態の見立てと、1週目~2週目のタスクの絞り方を一緒に整理できます。

最初の1週間の全体像と、手を広げないルール

結論として、1週目は「ES・面接の対策には手を出さない」が原則です。やるのは4手順(環境→情報→自己分析→相談相手)で、2週目以降に本格的な作業へ移すための土台づくりに割り切ります。

4手順と1週間の割り当て

期間手順1日の目安時間ゴール
Day 1~2環境と予定を整える30~60分睡眠・情報遮断・作業場所を決める
Day 3~4就活の全体日程を1枚で把握する60~90分自分用の年間カレンダー1枚
Day 5~6自己分析を圧縮して進める60~120分A4半分の自己分析メモ1枚
Day 7相談相手を1人決め、2週目のタスクを3つに絞る60分相談相手1人+2週目タスク3つ

1週目に「外す」もの

  • 本格的なES執筆・面接対策・企業研究の深掘り(2週目以降)
  • 就活サイトのスカウト確認を1日に何度も開く行為
  • 新しい就活サービスの登録を増やす行為
  • 大手30社・ベンチャー50社など、長い志望企業リストの作成
  • 他の学生の内定数・エピソードを集める作業

これらは2週目以降に意味を持つ作業で、動けない段階で手を出すとタスクが膨らみ、不安を強める方向に働きます。1週目は「手を広げない」ことに重心を置きます。

時間を区切る基準

  • 1日の作業は1~2時間までに制限します
  • 作業後は就活関連のタブ・アプリを閉じ、他のことに切り替えます
  • 「もう少しできそう」でも、翌日に残します。1週目は作業を増やすことより続けることを優先します

Day 1~2:負担を下げる環境と予定の整え方

結論として、動けないときに最初に戻すのは「睡眠」「情報遮断の時間帯」「作業場所」の3つです。この3点が整わないまま自己分析や企業研究を始めても、効率が落ちて不安だけが残ります。

整える3点と具体の動き

整える点Day 1でやることDay 2でやること
睡眠就寝・起床時間を固定(±30分で設定)寝る1時間前は就活アプリを閉じる
情報遮断就活サイト・SNSを見ない時間帯を1日2つ決める通知を切る/ホーム画面からアイコンを外す
作業場所自宅/大学/図書館など、就活をやる場所を1~2か所に決める道具(PC・ノート・A4コピー用紙)をその場所にまとめる

情報遮断の目安

  • 朝の起床後30分と、就寝前1時間は就活アプリ・就活関連SNSを開かないルールを置きます
  • 通知を切るだけでも、スカウト・新着情報を見に行く回数は減ります
  • 「見ない時間帯を決めただけで、不安が消えるわけではない」と理解したうえで、まず回数を減らすことを優先します

周囲に伝えておくこと

  • 家族・近い友人には「1週間はペースを変えて進める」と1行伝えておきます
  • 進捗を聞いてくる相手がいる場合、「1週間後に話す」で保留できます
  • 大学のキャリアセンターの予約を1件、Day 7以降で押さえておくと、相談相手確保のステップ(後述)が進めやすくなります

Day 3~4:情報収集を絞って、就活の全体日程を1枚で把握する

結論として、動けないときに情報を集めても判断材料は増えません。1枚の年間カレンダーに自分の予定を落とすことで、「何をいつまでにやるか」が1目で見える状態に戻します。

1枚カレンダーに書く4項目

  • 大学の学事日程(定期試験・卒論・ゼミの繁忙期)
  • 政府ルール上の就活日程(広報開始・選考開始・内定)
  • インターンの応募・選考スケジュール(応募中・検討中のもの)
  • 就活以外の予定(アルバイト・資格試験・サークル)

内閣官房「2027年度卒業・修了予定者の就職・採用活動日程に関する考え方(新しいタブで開きます)」(2025年12月26日)の日程は、カレンダーに固定線として入れます。インターン・早期選考は企業ごとにばらつくため、確定した日付だけを転記し、未定のものは別のメモに残します。

情報源を絞る基準

情報の種類使う情報源使わない情報源
日程ルール内閣官房・厚生労働省・文部科学省の公式ページ口コミサイトのスケジュール要約
企業情報企業の採用ページ・新卒応援ハローワーク口コミサイトの匿名投稿のみ
自分の進捗1枚カレンダー(自作)友人の内定数・SNSの進捗投稿
  • 就活関連の情報源は、公式サイト2つ+就活サイト1つの計3つまでに絞ります
  • 新規の就活サイトへの登録は1週目はいったん止めます
  • 内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査(令和7年度)(新しいタブで開きます)」(2025年12月12日公表/対象は26卒=令和7年度卒業・修了予定者 n=4,415)では、就活期間が「9か月間程度以上」の学生が47.7%でした(概要版5ページ)。先輩世代の数値ですが、長期戦になるケースが多いことを示す参考として、カレンダーの横に書き添えておくと「短期で全て終わらせる前提」から外しやすくなります。

全体日程を把握し直すと動きやすくなる理由

  • 広報活動開始が2027年3月、採用選考活動開始が2027年6月で、現時点から広報開始までは数か月、採用選考開始までは半年以上の余白があります
  • 「周りと比べて遅れている」感覚は、政府ルール上の日程からの逆算では、いつも裏付けられるとは限りません
  • 残り時間が見える状態に戻すだけで、1日のうちにやるタスクの重さを下げられます

就活の始め方を整理し直すのに、28卒の就活は何から始めるべきか?いまの時期から逆算する優先順位 も合わせて確認しておくと、カレンダー作成の精度が上がります。

Day 5~6:自己分析を圧縮して進める

結論として、動けないときの自己分析は「深く・長く」より「短く・1枚で済ます」ほうが続きます。1週目の自己分析はA4半分の1枚で終わらせ、2週目以降に厚みを足していきます。

1枚自己分析メモに書く5項目

  • 中学・高校・大学で、自分が最も時間を割いた活動(3つまで)
  • その活動で、自分で始めたこと/他人に勧められて始めたこと(分けて書く)
  • 続けていてしんどかった局面と、そのときの選択
  • その経験から、自分が「向いていそう」と感じた働き方(抽象でよい)
  • その経験から、自分が「避けたい」と感じた働き方(抽象でよい)

1項目あたり1~2行で済ませ、文章の整形は後回しにします。この段階で履歴書・ESに使える形まで仕上げる必要はありません。

1枚で止める理由

  • 動けない段階で深い自己分析に入ると、答えが出ないまま時間だけ過ぎやすい
  • 1枚メモがあれば、2週目以降の相談・ES執筆の起点として使える
  • 相談相手に「ここまで考えた」と見せる最小の素材になり、相談の精度が上がる

自己分析の深掘りは2週目以降に回す

自分の軸をまだ言語化できない段階では、まず 就活の軸の決め方|ベンチャー志望が企業を絞る3つの判断フレーム で枠組みを借りてから、1枚メモに戻ると書きやすくなります。

Day 7:相談相手を1人決めて、2週目のタスクを3つに絞る

結論として、動けない状態から抜け出す最後のステップは「1人、話す相手を決める」ことです。相談相手の候補を複数持つより、まず1人に話すほうが着手の心理コストは下がります。

相談相手の候補と使い分け

相談相手向いている相談1週目で押さえる動き
大学のキャリアセンター全体日程、志望業界の絞り方、ESの型窓口の受付時間と予約方法を確認、1件予約
新卒応援ハローワーク利用料のかからない個別支援、既卒・第二新卒も対象、ES・履歴書添削、面接対策最寄りの拠点を厚労省ページ(下記)で確認
ゼミ・サークルの先輩大学・学部からの進路の実例連絡していない相手に、1行だけメッセージを送る
民間の就活エージェント・面談サービス志望業界が決まっていない段階の壁打ち登録を増やしすぎない。1~2社に絞る

新卒応援ハローワークは、2026年10月時点の厚生労働省のページ(新卒応援ハローワーク(新しいタブで開きます))によると、各都道府県に1か所以上、全国で56か所あります。利用料はかからず、担当者制の個別支援、ES・履歴書の添削、面接対策、求人の紹介を受けられます。大学等の卒業予定者と、卒業後おおむね3年以内の人が対象です。所在地は厚労省の新卒応援ハローワーク所在地一覧(新しいタブで開きます)から確認できます。

相談相手の選び方全体は、就活の相談相手の選び方、キャリアセンターと先輩と面談サービスの使い分け に整理しているので、Day 7で参照しておくと窓口選びがぶれにくくなります。

2週目のタスクを3つに絞る

  • 1週目のメモ・カレンダーをもとに、2週目にやるタスクを3つに絞って書き出します
  • 例:「ES1枚目を書く」「気になるインターン3社を比較する」「キャリアセンターで相談する」
  • 3つに収まらないときは、優先順位の高いもの3つを選び、残りはそのまま3週目に送ります
  • 「3つに絞れないほどやりたいことがある」のは良いサインで、1週目の目的(動けなさの解消)は既に達成に近いです

就活生

相談相手を1人に絞ると、他の人に悪いし、相性が合わなかったら無駄になりそうで決めきれない。

ベンチャールーキーズ編集部

相談相手は「相性の良さ」で決めるより、「申し込みのハードルが低い相手」で先に動くほうが結果に近づきます。1回目の相談でうまくいかなくても、相談の経験そのものが2回目の精度を上げます。相談で得た情報は1枚メモに追記して、2週目の判断材料に残します。

ベンチャー志望の就活不安は、大手志望と何が違うか

結論として、ベンチャー志望の就活不安は、大手志望の就活不安と「時期のばらつき」「情報源の少なさ」「比較できる同期の少なさ」の3点で違いが出ます。1週目の4手順は共通で使えますが、ベンチャー志望はこの3点で手ごたえが得にくく、不安が長引きやすい構造にあります。

不安が強まりやすい3つの構造

違いの点大手志望ベンチャー志望
選考時期広報3月・選考6月の政府ルールに合わせる企業が多い企業ごとに大きくばらつき、秋冬の早期選考・通年採用も多い
情報源大手就活サイト・OB訪問・会社説明会で均一に揃いやすい企業の採用ページ・SNS・個別のミートアップに分散しやすい
比較できる同期同じ時期に同じ試験を受ける学生が多く、進捗を比べやすい選考時期がずれるため、進捗を比べる相手が見つかりにくい

内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査(令和7年度)(新しいタブで開きます)」(26卒対象)の概要版12ページでは、就職予定企業から内々定を受けた月について、「国内企業(ベンチャー企業以外)」では5月が最も多いのに対し、「国内企業(ベンチャー企業)」では6月が最も多いという違いが示されています(学生の自己判断による区分で、ベンチャー企業の定義は示されていない点に注意)。先輩世代の数値ですが、ベンチャー志望は大手志望と比べて内々定の時期にズレが出やすい構造があることが読み取れます。

採用側の視点を踏まえて不安を扱う

  • ベンチャーの選考では、短期間で役割が変わる企業もあるため、学生側は「自分で動いた形跡」「初期課題への向き合い方」を説明できるようにしておくと、面接で状況を伝えやすくなります
  • 選考が長引いても「自分で動いた記録(インターン応募の経緯、カレンダー、1枚自己分析メモ)」が残っていれば、材料として使えます
  • 1週目の4手順で作る1枚カレンダー・1枚自己分析メモは、ベンチャー選考との相性が良い記録になります

不安が強いときの比較の広げ方

  • 「ベンチャーだけ」で考える固定を続けると、不安が強いときほど判断の幅が狭く見えやすくなります
  • 1週目の終わりに、大手1~2社・公務員・公的機関(新卒応援ハローワーク)を比較対象として残しておくと、心理的な余白を作りやすくなります
  • ベンチャーの働き方と大手との違いは ベンチャーで成長できるのは本当か、新卒が伸びる会社と伸びない会社の差 に整理しているので、Day 7以降で参照できます

ケース別:既卒・インターン未参加・内定0の場合

結論として、1週目の4手順は共通ですが、ケース別で優先順位の重みが変わります。自分の状況に近いものから、1週目に強く寄せる作業を選びます。

ケース別の重心

ケース1週目で強く寄せる作業補足
既卒・卒業後3年以内Day 7の相談相手に新卒応援ハローワークを含める卒業後おおむね3年以内で利用できる。利用料のかからない担当者制
大学3年秋、インターン未参加Day 3~4の全体日程把握を厚めにインターン未参加でも、採用選考開始は2027年6月以降が原則。「もう手遅れ」と断定しない
大学4年、内定0Day 5~6の自己分析と、Day 7の相談相手を同じ日に組み合わせる新卒応援ハローワーク、大学のキャリアセンターの併用で情報源を増やす
大学院2年、研究で時間が取れない1日の作業時間を30分固定にし、1週間を2週間に伸ばす全体日程に研究の繁忙期を書き込み、就活タスクを研究の合間に落とす
ベンチャーに絞って動いていた大手も1~2社見る枠を2週目のタスクに入れる「ベンチャーだけ」に固定しない。選択肢を仮で広げるほうが心理的な余白を作りやすい

既卒の場合の相談先の優先度

  • 新卒応援ハローワークは既卒者(卒業後おおむね3年以内)も対象で、利用料をかけずに個別支援を受けられます
  • 大学のキャリアセンターは卒業後も相談を受け付ける大学が多いため、母校の窓口に確認してから候補を広げます
  • 民間の就活エージェントは、登録前に対象(既卒/新卒)を確認します

インターン未参加・内定0の場合に外しておきたい思考

  • 「もう手遅れ」「周りに追いつけない」の断定は、1週目は保留にします
  • 内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査(令和7年度)(新しいタブで開きます)」(26卒対象、公務員・教職員志望者を除く、n=4,415)では、最初の内々定を受けた時期の累積が2月までに約4割、4月までに約7割、5月までに約9割と報告されています(概要版4ページ)。先輩世代の数値ですが、約1割の学生は5月以降にも内々定を得ており、動き出しの時期には幅があることが読み取れます
  • 短期で全てを決めようとせず、「1週目は動き出す土台を作る」に目的を戻します

ベンチャーに絞るか迷った段階では、ベンチャーに向いてる人・向いてない人、新卒が自分で判断する4つの軸 で自分の傾向を仮置きしてから、2週目の企業選びへ進めると判断の順番がぶれにくくなります。

よくある失敗と対策(1週目のチェックリスト)

結論として、1週目で崩れやすいのは「作業を増やす」「情報を増やす」「比較を増やす」の3方向です。失敗パターンを事前に把握しておくと、崩れを早く戻せます。

1週目で起きやすい3つの失敗

失敗起きる場面戻し方
作業時間が1日2時間を超えるDay 5~6の自己分析で深掘りしすぎるA4半分で止める。残りは2週目に送る
情報源を増やしてしまうDay 3~4のカレンダー作成中に新規サイトを開く情報源を3つに戻し、新規登録を1週目は止める
周りと比較してしまう1日に何度もSNSを見る見ない時間帯を増やし、通知を切る

1週目のチェックリスト

  • 睡眠時間を±30分で固定した
  • 就活アプリ・就活関連SNSを見ない時間帯を1日2つ決めた
  • 就活をやる場所を1~2か所に決めた
  • 1枚カレンダーに大学日程・就活日程・インターン予定を書いた
  • A4半分の自己分析メモを書いた
  • 相談相手を1人決めた(キャリアセンター・ハローワーク・先輩のいずれか)
  • 2週目にやるタスクを3つに絞って書き出した

このチェックリストが半分以上埋まれば、1週目の目的は達成しています。全項目が埋まらなくても、2週目から動き出せる状態になっていることが優先です。

よくある質問

1週間で状態が良くならなかったら、どうすればいいですか

1週目のチェックリストが半分以上埋まったのに手が動かない場合、2週目は作業の種類を変えず、1日あたりの時間だけを30分に短くして続けます。チェックリストが2項目以下しか進まない、睡眠・食欲・気分の落ち込みが続くときは、就活のタスクを減らし、大学の保健室・学生相談室や医療機関への相談を優先してください。

もう大学4年の後半で、1週間も使っていいのか不安です

4年後半の段階で動けない状態が続いていても、1週目の4手順は意味を持ちます。カレンダー作成と自己分析を2~3日に圧縮し、Day 5以降は新卒応援ハローワーク・大学のキャリアセンターの予約と、求人の紹介を受ける動きへ早めに移します。1週目に手を広げないルールは、短期間でも同じです。

SNSで同期の内定報告を見るのがつらいです

Day 1~2の情報遮断の時間帯を朝晩2つから、朝・昼・夜の3つに増やします。アプリの通知を切る、タイムラインを一時的に非表示にするなど、見にいく回数を物理的に減らす方法を1つ選びます。見るのを完全にやめる必要はなく、1日に見る回数を減らすところから始めます。

キャリアセンターに相談したことがなく、何を聞けばいいか分かりません

初回は「1週間、動けなかった状況の整理に付き合ってほしい」と1行伝えるだけで構いません。1枚カレンダーと自己分析メモを持参すると、相談員から次の動きを提案してもらいやすくなります。質問を複数準備する必要はありません。

新卒応援ハローワークは既卒でも使えますか

厚生労働省のページ(2026年10月時点)によると、大学等の卒業予定者と、卒業後おおむね3年以内の人が対象で、担当者制の個別支援、ES・履歴書の添削、面接対策、求人の紹介を、利用料をかけずに受けられます。既卒者も利用できます。所在地は各都道府県に1か所以上、全国で56か所です。

ベンチャーだけ見ていましたが、1週目で視野を広げるべきですか

1週目の4手順をベンチャーに絞ったまま進めて問題ありません。ただし、「ベンチャーだけで考える」固定を続けると、不安が強いときに判断の幅が狭く見えやすくなります。2週目以降のタスクに、大手1~2社も含めて見る枠を1つ入れると、心理的な余白を作りやすくなります。大手との比較軸は ベンチャーと大手はどっちがいいか、新卒の1社目を決める判断の順番 にまとめています。

1週目にES・面接の対策を入れてはダメですか

既に動いている選考がある場合は、1週目でも必要な範囲で対応します。それ以外は、1週目はES・面接の対策を本格的には入れず、2週目以降に回すのが順当です。1週目は「土台を整える」が目的で、ES執筆・面接対策は土台の上で初めて効率よく進みます。

自己分析を1枚で終わらせていいのか不安です

1枚メモは1週目に「止める」ための暫定版で、2週目以降に深掘りを足していく前提です。1枚で止めることで、相談相手に見せる最小の素材が揃い、相談で得た内容を追記する余地が残ります。履歴書・ESに使える形まで仕上げるのは2週目以降で問題ありません。

内定ブルーで動けない場合も同じ手順でいいですか

内定を取ったあとに動けなくなっている場合は、1週目で扱う作業が変わります。内定ブルーとは、ベンチャー内定後の不安を整理する5つの観点と動き方 に、内定後の不安を整理する流れをまとめていますので、そちらを先に通読してください。

動けないままインターン応募の締切が過ぎてしまいそうです

締切が迫っているインターンが1件だけなら、1週目の順番を入れ替えて、Day 1~2でそのインターンの応募を済ませます。複数ある場合は、志望順位の高い1~2社だけに絞り、残りは2週目に回します。応募件数を減らすのは「サボり」ではなく、1週目の目的(動けなさの解消)に沿った判断です。

1週目を終えても、2週目のタスクが3つに決まらないときは

タスクを3つに絞れないときは、Day 7の相談相手にそのまま持ち込みます。「何から着手するか判断がつかない」も相談内容として成立します。相談で得た答えを3つのタスクとして2週目に落とす、という段取りで進めてください。

まとめ

就活が不安で動けないときは、タスクを増やす前に「焦りを下げる1週間」を挟むことで、2週目以降の動き出しがしやすくなります。環境→情報→自己分析→相談相手の4手順を7日に分けて進め、2週目のタスクを3つに絞ることが1週目のゴールです。

  • 動けなさの原因は「タスク過多」「情報過多」「比較過多」の3タイプに切り分けると手の打ち方が選びやすくなります
  • Day 1~2は睡眠・情報遮断・作業場所の3点を整え、1日の作業時間を1~2時間に区切ります
  • Day 3~4は1枚カレンダーに大学日程・就活日程・インターン予定を落とし、情報源は3つに絞ります
  • Day 5~6はA4半分の自己分析メモで止めて、深掘りは2週目に送ります
  • Day 7は相談相手を1人決め、2週目のタスクを3つに絞ります
  • 動けなさが2週間以上続いたり、睡眠・食欲に影響が出ている場合は、就活のタスクを減らし、保健室・学生相談室・医療機関への相談を優先します

2週目以降の進め方の起点として、28卒の就活は何から始めるべきか?いまの時期から逆算する優先順位・自己分析のやり方、28卒ベンチャー志望が最初にやる5つの手順と使い分け・就活の相談相手の選び方、キャリアセンターと先輩と面談サービスの使い分け を順に通読しておくと、タスクの切り分けが進めやすくなります。

運営:株式会社ヘルスベイシス/ベンチャールーキーズ編集部

インターン早期選考自己分析

ベンチャールーキーズ編集部
公的機関や調査会社が公表しているデータをもとに記事を作成しています。ES添削・面接対策などの相談には、新卒採用の選考に携わってきたメンバーが対応します。

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