28卒の就活は何から始めるべきか?いまの時期から逆算する優先順位

28卒の就活とは、2028年3月に卒業・修了する学生の就職活動です。政府ルール上の選考開始は2027年6月ですが、実際はインターンを経由した早期選考が大学3年の秋冬から動いています。何から始めるかは、いまの時期と志望先によって変わります。この記事では、時期別の優先順位と、ベンチャー志望の人の動き出しを整理します。
先に結論
- 28卒の政府ルールは「広報2027年3月・選考6月・内定10月」。ただし要請に法的な拘束力はなく、実際の選考はもっと早く動く
- 先輩世代では、4年生の4月までに約9割が採用面接を受け、約7割が内々定を得ていた(内閣府の学生アンケート)
- 最初にやるのは「自己分析を完成させること」ではなく、自分がいまどの時期にいて、どこを志望するかの確認
- 大学3年の秋にいるなら、優先順位は「ES1本の完成 → 秋冬インターンへの応募 → 受けながら自己分析を更新」
- 早期選考を最も使っているのは大手。ベンチャーを含む規模の小さい企業は時期のばらつきが大きいため、志望する企業ごとに選考時期を確認するのが要点
この記事で分かること
- 28卒の就活スケジュール(政府ルールと、実際の動きの差)
- インターンシップの4つの類型と、選考につながるもの・つながらないもの
- いまの時期から逆算した、やることの優先順位
- 最初の1か月でやる4つのこと
- 企業規模によって、早期選考の使い方がどう違うか(ベンチャー志望の人が気をつける点)
- 状況別(何もしていない/サマーで結果が出なかった/大手と迷っている/大学院生)の進め方
- よくある失敗と、その避け方
何から始めればいいか決められないときは、いまの状況を言葉にするところから一緒に整理できます
28卒の就活スケジュールはどうなっているか
28卒の就活は、政府が示す日程と、実際の選考の動きに1年近い差があります。何から始めるかを決める前に、この差を把握しておくと、焦りすぎも出遅れも防げます。
政府ルール上の日程
政府は28卒(2027年度卒業・修了予定者)について、従来と同じ日程を原則としています。
| 項目 | 日程 | 28卒(学部生)の学年 |
|---|---|---|
| 広報活動の開始 | 2027年3月1日以降 | 大学3年の3月 |
| 採用選考活動の開始 | 2027年6月1日以降 | 大学4年の6月 |
| 正式な内定日 | 2027年10月1日以降 | 大学4年の10月 |
出典:内閣官房 就職・採用活動日程に関する関係省庁連絡会議「2027年度卒業・修了予定者の就職・採用活動日程に関する考え方(新しいタブで開きます)」(2025年12月26日)
表の3つの言葉は、意味が違います。
- 広報活動:企業が説明会や採用ページで情報を出し、エントリーを受け付けること
- 採用選考活動:面接や試験など、合否を決めるための選考
- 正式な内定:政府ルール上は10月1日以降に出るもの。判例上、内定の時点で入社日を始まりとする労働契約が成立すると解されています。それより前に出る約束は「内々定」と呼ばれます
ただし同じ資料には、この要請は企業の採用活動を法的に拘束するものではないと明記されています。また、専門活用型インターンシップ(2週間以上、専門性を前提とするインターンシップ)に参加した学生については、採用選考を始める時期に例外が認められています。
政府から企業への要請の全文は、内閣官房「新卒者の就職・採用活動に関する要請」(新しいタブで開きます)で確認できます。
実際の動き ― 先輩世代のデータ
同じ資料は、内閣府が学部4年生・大学院2年生を対象に行った学生アンケートを引用し、実際の就活の動きを次のようにまとめています。28卒自身のデータではなく、先輩世代の実績である点に注意してください。
| 時期(28卒なら大学3年度~4年度) | 先輩世代で起きていたこと |
|---|---|
| 大学3年の7月~ | インターンシップ等への参加が本格化。学生の約7割が参加 |
| 大学3年の9月以前 | 約4割がエントリーシートを初めて提出。約7割が企業説明会・セミナーに初めて参加 |
| インターン参加後 | 参加者の約7割が「早期選考の案内」を受け、約5割がその後の採用試験や面接を受けた |
| 大学3年の2月以降 | 最初の採用面接・内々定(正式な内定日より前に出る、内定の約束)を受ける学生が増加 |
| 大学4年の4月まで | 累計で約9割が採用面接を受け、約7割が内々定を獲得 |
| 大学4年の6月まで | 累計で約9割が内々定を獲得 |
※内閣府の学生アンケート。対象は調査時点の学部4年生・大学院2年生で、28卒自身の数値ではありません。「インターンシップ等」には、インターンシップと呼ばれるもの全般が含まれています。
企業側についても、文部科学省の企業アンケートでは、広報活動を2月以前に始めた企業が約6割、採用選考活動を5月以前に始めた企業が約7割だったとされています(同資料)。
この傾向が28卒でも続くとすれば、大学3年の9月末の時点で、同級生の4割前後がすでにESを1回以上出している計算になります。裏を返せば、半数以上はまだESを出していない時期でもあります。
インターンシップの4類型
「インターン」と呼ばれるものは、文部科学省・厚生労働省・経済産業省の合意(いわゆる三省合意、2022年6月改正)で4つに分けられています。選考につながるかどうかは、この類型でおおむね決まります。
| 類型 | 名称 | 中身 | 参加者の情報を採用活動に使えるか |
|---|---|---|---|
| タイプ1 | オープン・カンパニー | 企業・業界の説明会やイベント。就業体験なし | 使えない |
| タイプ2 | キャリア教育 | 大学の授業や、企業の教育プログラム | 使えない |
| タイプ3 | 汎用的能力・専門活用型インターンシップ | 汎用型は5日間以上、専門型は2週間以上。日数の半分超が職場での就業体験で、社員からのフィードバックがある | 使える(広報開始以降は広報に、選考開始以降は選考に) |
| タイプ4 | 高度専門型インターンシップ | 主に大学院生向けの研究インターンシップ等 | 使える |
出典:文部科学省「大学等におけるインターンシップの推進」(新しいタブで開きます)/経済産業省「インターンシップ推進」(新しいタブで開きます)
※タイプ3・4でも、企業が学生の情報を広報に使えるのは広報活動の開始(28卒は2027年3月1日)以降、採用選考に使えるのは採用選考活動の開始(同6月1日)以降です。ただし政府の日程は要請で法的な拘束力がなく、実際には3月より前に選考が行われています。
企業が「インターン」と呼んでいても、中身は1日の説明会(タイプ1)であることも少なくありません。応募するときは呼び名ではなく、日数と就業体験の有無を見てください。
ミニFAQ:政府の日程より早く選考する企業は、ルール違反ですか?
違反ではありません。政府の日程は企業への「要請」であり、法的な拘束力はありません。日程より早く選考を始める企業もあれば、日程どおりに進める企業もあります。企業ごとに動く時期が違うと理解しておくのが、実態に近い見方です。
何から始めるかは「いまの時期」で決まる
就活の「何から」に、全員共通の答えはありません。同じ28卒でも、9月にいる人と2月にいる人では、先にやることが違います。最初にやるのは、自分がいまどの時期にいるかの確認です。
時期別の優先順位
| いまの時期 | 最優先 | 次にやること | 後回しでいいこと |
|---|---|---|---|
| 大学3年 9~11月 | ES1本の完成と、秋冬インターンへの応募 | 就活の情報源を絞る | 業界研究の網羅 |
| 大学3年 12~2月 | 冬のインターン・早期選考で面接を受ける | 受けた選考の振り返り(自己分析の更新) | 応募する企業の数を増やすこと |
| 大学3年 3~5月 | 本エントリーと面接 | 志望度の高い企業の選考対策 | 新しい業界の開拓 |
| 大学4年 6月以降 | 残っている選考の対策と、内定先の判断 | 内定先どうしの比較 | ― |
大学3年の秋冬にいる人は、表の1行目か2行目です。秋インターンの中には、9~10月に応募を締め切るものもあります。志望する企業の締切を、まず一覧にしてください。
大学3年の秋にいる人の最優先3つ
- ESを1本、人に見せられる状態まで仕上げる。秋冬インターンの応募にはESが必要な場合がほとんどです。最初の1本を仕上げると、2本目以降は設問に合わせて組み替える作業になります
- 秋冬インターンに応募する。選考につなげたいなら、タイプ3(5日間以上・就業体験あり)を優先します。まだ業界を絞れていない段階なら、タイプ1(オープン・カンパニー)で幅広く見るのも有効です。探し方と応募数の考え方は28卒の秋冬インターンはどう選ぶかで整理しています
- 受けながら自己分析を更新する。ESを書くこと自体が自己分析になります。書けなかった設問が、自分について言葉にできていない部分です
自己分析・業界研究・企業研究・適性検査・ES・面接練習を、同時に始めようとして止まる人は少なくありません。優先順位を1つに絞り、1つ終えてから次に進むほうが、結果として前に進みます。
ミニFAQ:自己分析から始めるべきと聞きましたが、違うのですか?
自己分析から始めるのも1つの方法です。ただ、自己分析だけを先に完成させようとすると、終わりが見えずに止まりやすくなります。ESの設問に答える形で進めると、書く作業と自己分析が同時に進みます。
最初の1か月でやる4つのこと
大学3年の秋から動き出す人が、最初の1か月でやることを4つに絞ると次のとおりです。
① 就活の情報源を3つに絞る
就活サイト・SNS・動画・先輩の話と、情報源は数えきれないほどあります。すべてを追うと、比べるだけで時間がなくなります。
- スケジュールと応募:大手の就活サイトを1~2つ
- 志望先の実態:志望する業界・企業の採用ページと、社員の発信
- 自分についての客観的な意見:大学のキャリアセンター、または選考を見てきた人
抜けやすいのは3つ目です。自分のESや話し方を、選ぶ側の目で見てもらう機会は、就活サイトを眺めているだけでは得られません。
② ES(ガクチカ)を1本仕上げる
最初の1本はガクチカ(学生時代に力を入れたこと)から書くのがおすすめです。多くの企業で聞かれるうえ、自己PRや志望動機の材料にもなります。
| 書く要素 | 書くときのポイント |
|---|---|
| 何に取り組んだか | 1文で言い切る。前置きを長くしない |
| なぜ取り組んだか・何が課題だったか | 「なんとなく」ではなく、課題だと感じた理由を書く |
| 自分が何をしたか | チームの成果ではなく、自分の行動を書く |
| 結果と、そこから学んだこと | 数字で表せるものは数字で。学びは次にどう生かしたかまで |
面接官はESを読んで、次に何を聞くかを決めています。ESの書き方で迷ったときは、28卒の面接対策の「評価軸」の章がそのまま使えます。
③ 秋冬インターンに3~5社応募する
最初から数十社に応募する必要はありません。3~5社に応募し、ESの通過・不通過を見て書き方を直すほうが、次の応募の精度が上がります。
- 選考につなげたい企業はタイプ3(5日間以上・就業体験あり)を優先し、業界を知りたい段階の企業はタイプ1で広く見る
- 1社は「志望度は高くないが、選考を経験できる会社」を入れる
- GD(グループディスカッション。数人で議論して結論を出す選考)がある場合は、28卒のGD対策で役割と動き方を確認しておく
④ 自己分析は「選考の振り返り」で進める
選考を1つ受けるたびに、次の3点をメモします。
- 答えに詰まった質問
- 相手の反応がよかった話
- 自分で話していて、しっくりこなかった言葉
これを5社分ためると、自分が何を大事にしているかが、紙の上で行う自己分析より具体的に見えてきます。
応募数を目標にすると、ESの質が下がり、不通過が続いて自信を失う流れになりやすくなります。目標は数ではなく、ESの通過率が上がっているかに置いてください。
ミニFAQ:1か月で4つもできる気がしません
①と②だけでも十分です。情報源が絞れていて、ESが1本できていれば、冬のインターンや早期選考の募集が出たときにすぐ動けます。
ベンチャー志望は大手志望と何が違うか、選考時期をどう確かめるか
ここからは、ベンチャー企業を少しでも志望先に入れている人向けの内容です。「ベンチャーは選考が早い」と言われることがありますが、企業調査のデータを見ると、早期選考を最も使っているのはむしろ大手です。
| 従業員規模 | 早期選考で採用している | 早期選考では採用していない |
|---|---|---|
| 300人未満 | 47.7% | 52.3% |
| 300~999人 | 70.8% | 29.2% |
| 1,000~4,999人 | 82.4% | 17.6% |
| 5,000人以上 | 93.0% | 7.0% |
出典:就職みらい研究所『就職白書2026』データ集(企業調査:2025年12月~2026年1月、新卒採用を実施する従業員5人以上の企業。2026年卒採用の実施企業1,161社が回答)。「早期選考」は、3月より前に面接などの選考や内々定出しを始めることを指します。
ベンチャーと従業員規模は同じものではありませんが、規模の小さい企業では、3月以降に選考する企業と、早い時期から動く企業に分かれていることが分かります。
ベンチャーは選考の時期が企業ごとにばらつく
大手志望なら「多くの企業が早期選考を使う」という前提で、秋冬のインターンから準備を進められます。一方でベンチャー志望の場合、同じ前提が使えません。通年で選考を行う企業や、大学3年の秋冬に内々定を出す企業もあれば、3月以降にまとめて選考する企業もあります。
そのため「3月から動けばいい」「早めに動いておけば安心」のどちらで考えても、志望する企業の時期とずれることがあります。志望する企業の採用ページで、選考の時期を個別に確認することが欠かせません。
起業を視野に入れている人は、1社目で何を身につけるかが就活の軸になります。起業したい学生はベンチャーに就職すべきかで、1社目の選び方を整理しています。
大手と併願するときの順番
大手とベンチャーを併願する場合、選考の時期がずれることを使って、順番を組むことができます。
| 順番の組み方 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|
| ベンチャーの選考を先に受け、面接の場数を積んでから大手の本選考へ | 面接に慣れていない人 | 先に内々定が出たとき、承諾の期限を確認しておく |
| 大手の選考を軸にし、ベンチャーは志望度の高い数社に絞る | 大手が第一志望の人 | ベンチャーの選考が先に終わっていないか確認する |
| 両方を並行し、内々定が出そろってから比べる | まだ決めきれていない人 | 比べる基準を先に言葉にしておく |
どれが正解というものではありません。比べた結果、大手を選ぶことになっても、それは十分に納得できる判断です。迷っている段階なら、ベンチャーと大手はどっちがいいかで判断の順番を整理しています。
先に内々定が出たときは、条件をよく確認してください。「他社の選考を辞退するなら内定を出す」といった条件を示されることがあります。こうした行為はオワハラ(就活終われハラスメント)と呼ばれ、政府の要請でも、学生の職業選択の自由を妨げる行為として防止が求められています(内閣官房 関係省庁連絡会議資料、2025年12月26日)。困ったときは、大学のキャリアセンターや、都道府県労働局・ハローワークに相談できます。

就活生
ベンチャーの選考って、大手の選考と見られるところが違うんですか?

ベンチャールーキーズ編集部
見られるところの中心は、大手もベンチャーもあまり変わりません。企業が新卒採用の基準で重視する項目のうち、「人柄」は従業員300人未満の企業で92.9%、5,000人以上で93.0%、「今後の可能性」は70.2%と67.6%で、規模による差は小さくなっています(就職みらい研究所『就職白書2026』データ集)。
違いが大きいのは、いつ、どうやって選考するかのほうです。規模の小さい企業ほど、早く動く企業と3月以降に動く企業に分かれます。ベンチャー志望の人は、評価のされ方を気にする前に、志望する企業の選考時期を1社ずつ確かめてください。
大手とベンチャーの併願の順番を、志望先に合わせて一緒に組み立てられます
状況別の進め方
ケース1:大学3年の秋で、まだ何もしていない
先輩世代のデータでは、大学3年の9月以前にESを出した人は約4割でした。半数以上はこれから動き出す時期です。まずESを1本仕上げ、秋冬インターンに3社応募するところから始めてください。
ケース2:サマーインターンに参加したが、早期選考の案内が来ていない
参加したインターンが、タイプ1(説明会型)だった可能性があります。タイプ1で企業が得た学生の情報は、制度上、広報・採用選考に使えません。案内が来ないことが、評価が低かったことを意味するとは限りません。秋冬はタイプ3を中心に、応募先を選び直してください。
ケース3:大手とベンチャーのどちらを受けるか迷っている
迷っている段階で、どちらかに絞る必要はありません。選考の時期がずれるため、両方を受けながら比べることができます。比べる基準は、ベンチャーで成長できるのは本当かで扱う「任される範囲」と「フィードバックの量」が参考になります。
ケース4:大学院生(修士1年)
28卒の修士1年は、学部3年と同じ日程ルールの対象です。研究との両立が課題になるため、専門活用型インターンシップ(2週間以上)やタイプ4の研究インターンシップも選択肢に入ります。研究室の予定と応募の締切を、先に並べて確認してください。
よくある失敗と対策
| 失敗 | なぜ起きるか | 対策 |
|---|---|---|
| 自己分析を完成させてから動こうとする | 自己分析には終わりがなく、完成を待つうちに締切が過ぎる | ESの設問に答える形で、自己分析を進める |
| 就活サイトに全部登録して、情報に溺れる | 登録するほど通知が増え、比べるだけで1日が終わる | 情報源を3つに絞る(スケジュール・志望先の実態・自分への客観的な意見) |
| サマーで結果が出なかったから、秋冬を見送る | サマーの結果と秋冬以降の選考を同じものと考えてしまう | 参加したのが説明会型なら、企業はその情報を選考に使えない。選考につなげたい企業はタイプ3で応募し直す |
| 大手と同じ時期感でベンチャーを受けて、選考を逃す | 規模の小さい企業ほど選考時期がばらつくことを知らない | 志望する企業の採用ページで、個別に時期を確認する |
始める前のチェックリスト
- 自分がいまどの時期にいるかを確認した
- 就活の情報源を3つに絞った
- ESを1本、人に見せられる状態まで仕上げた
- 秋冬インターンに、タイプ3を中心に3~5社応募した
- 志望するベンチャーの選考時期を、個別に確認した
- 選考の振り返りメモを始めた
よくある質問
28卒は今からでも間に合いますか?
先輩世代のデータでは、大学3年の9月以前にESを出した人は約4割でした。半数以上は、この時期以降に動き出しています。ただし秋冬インターンの中には早めに締め切るものもあるため、応募先を早く決めるほど、選べる選択肢は多く残ります。
28卒の就活は、いつから始めるのが一般的ですか?
先輩世代では、大学3年の7月からインターンへの参加が本格化していました(内閣府の学生アンケート。対象は先輩世代の学部4年生・大学院2年生)。大学3年の夏から秋に動き出す人が多い傾向です。
就活サイトはいくつ登録すればいいですか?
スケジュールの確認と応募のための大手サイトは、1~2つで足ります。数を増やすより、志望先の採用ページと、自分への客観的な意見をもらえる場を持つほうが役に立ちます。
インターンに参加しないと不利になりますか?
制度上、タイプ3・4のインターンシップで企業が得た学生の情報は、広報活動の開始以降は広報に、採用選考活動の開始以降は選考に使うことができます。先輩世代では、インターン参加者の約7割が早期選考の案内を受けていました。参加しないと選考の機会が減る可能性はありますが、参加しなければ内定が出ないというものではありません。
早期選考はどうすれば受けられますか?
多いのは、インターンシップへの参加後に案内を受ける形です。そのほか、企業の採用ページから直接応募できる場合や、企業から声がかかるスカウト型のサービスを経由する場合もあります。
ガクチカに書けることがありません
大きな成果である必要はありません。評価されやすいのは、何を課題と捉え、自分がどう動いたかが具体的に書けているかどうかです。アルバイトやゼミ、授業の課題でも書けます。
ベンチャーだけを受けるのはリスクがありますか?
ベンチャーは企業ごとに選考の時期や採用人数がばらつくため、1社の結果に左右されやすい面があります。志望度の高いベンチャーに加えて、選考の時期がずれる企業を併願先に入れておくと、判断の材料が増えます。
オープン・カンパニーには参加する意味がありますか?
業界や企業を知る場としては役立ちます。ただしタイプ1で企業が得た学生の情報は、制度上、広報・採用選考に使えないため、選考につながることを期待して参加するものではありません。知りたいことを決めてから参加すると、得られるものが増えます。
内々定が出たら、すぐに承諾すべきですか?
その場で決める必要はありません。承諾の期限を確認し、他社の選考状況と比べてから判断できます。仮に承諾したあとで辞退する場合も、内定は判例上「始期付解約権留保付労働契約」と解されており、学生側からの辞退は民法627条1項により2週間前の申し入れで可能とされるのが原則です。辞退を決めたら、できるだけ早く、誠実に連絡してください。
28卒の就活ルールは、27卒から変わりましたか?
日程のルールは従来と同じです。政府は、2029年3月卒業以降の日程については見直しを検討するとしています(内閣官房 関係省庁連絡会議資料、2025年12月26日)。
大学院生も同じスケジュールですか?
28卒の修士1年は、学部3年と同じ日程ルールの対象です。専門活用型インターンシップ(2週間以上)に参加した場合は、採用選考を始める時期に例外があります。
まとめ
- 28卒の政府ルールは「広報2027年3月・選考6月・内定10月」。ただし法的な拘束力はなく、実際の選考はもっと早く動く
- 先輩世代では、大学4年の4月までに約9割が面接を受け、約7割が内々定を得ていた
- 何から始めるかは「いまの時期」で決まる。大学3年の秋なら、ES1本の完成と秋冬インターンへの応募が最優先
- インターンは呼び名ではなく中身(日数・就業体験の有無)で選ぶ。タイプ1・2で企業が得た学生の情報は、制度上、広報・選考に使えない
- 自己分析は完成を待たず、選考を受けながら更新する
- 早期選考を最も使っているのは大手(5,000人以上の企業の93.0%)。ベンチャー志望の人は、志望する企業の選考時期を個別に確認する
- 大手とベンチャーの併願は、時期のずれを使って順番を組める
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- 28卒の面接対策は何をすればいいか、採用する側が見ている5つの評価軸
- ベンチャーと大手はどっちがいいか、新卒の1社目を決める判断の順番
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ES添削 ― 選考する側の目で読み、伝わりにくいところを一緒に直す
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