面談を申し込む

TOP > 記事一覧 > ベンチャーの選考対策 > ベンチャーの早期選考はいつから何をするか、動き出しと準備の順番

ベンチャーの選考対策

ベンチャーの早期選考はいつから何をするか、動き出しと準備の順番

公開 この記事は約16分で読めます

ベンチャーの早期選考とは、政府ルール上の選考開始(28卒は2027年6月)より前に行われる選考です。企業ごとに時期がばらつき、通年募集の会社も、大学3年の秋冬にまとめて動く会社もあります。この記事では、動き出す時期と、何をどの順番で準備するかを公的データで整理します。

先に結論

  • 早期選考は、政府ルール上の選考開始より前の選考を指す。要請は企業を法的に拘束しない
  • 従業員300人未満の企業で早期選考を実施しているのは47.7%で、1,000~4,999人の82.4%と比べて半分前後に下がる(就職白書2026)
  • ベンチャーの早期選考に乗るルートは、長期・サマーインターン経由、スカウト経由、直接エントリーの3つ
  • 大学3年の夏(6~8月)はサマーの応募と自己分析、秋(9~11月)は秋冬インターンの応募とES仕上げ、冬(12~2月)は本選考の受験が中心
  • 1社の選考が1~3回で完結し、役員や社長が面接に出てその場で内々定が出るケースもある
  • ベンチャー1社に絞らず、選考の時期がずれる併願先を2~3社持つと判断材料が増える

この記事で分かること

  • 「早期選考」「早期内定」「通年採用」の違いと、ベンチャーでの使い分け
  • 企業規模別の早期選考実施率と、ベンチャーで時期がばらつく理由
  • 早期選考に乗る3つのルートと、それぞれの応募時期
  • 大学3年の夏・秋・冬で、やることをどう切り替えるか
  • 選考ステップの標準例と、採用側が見ている評価軸
  • 大手の早期選考との違い(選考回数・意思決定の速さ・承諾期限)
  • 状況別(サマー不通過/秋冬スタート/大手併願/院生)の進め方
  • 早期選考でつまずきやすい失敗と、避け方のチェックリスト

ベンチャーの早期選考の時期がばらついて動き出しに迷ったら、志望先ごとに準備の順番を一緒に整理できます

早期選考とは何か ― 政府ルールとの位置づけ

早期選考とは、政府が示す「採用選考活動の開始」より前に行われる選考を指します。採用選考活動の開始は、28卒(2028年3月卒業・修了予定者)の場合は2027年6月1日以降とされていますが、要請は企業を法的に拘束しません。実際には3月より前に動く企業も少なくありません。

政府ルールと「早期」の線引き

28卒の政府ルールは、従来と同じ日程が原則です。

項目日程28卒(学部生)の学年
広報活動の開始2027年3月1日以降大学3年の3月
採用選考活動の開始2027年6月1日以降大学4年の6月
正式な内定日2027年10月1日以降大学4年の10月

出典:内閣官房 就職・採用活動日程に関する関係省庁連絡会議「2027年度卒業・修了予定者の就職・採用活動日程に関する考え方(新しいタブで開きます)」(2025年12月26日)

同資料は、この要請について「企業の採用活動を法的に拘束するものではない」と明記しています。採用選考の開始が6月1日より前に行われても、ルール違反ではありません。詳細は28卒の就活は何から始めるべきかで扱っています。

「早期選考」「早期内定」「早期案内」の違い

言葉が似ているため混ざりやすい3つを分けておきます。

用語意味
早期案内インターン参加者などに、本選考や面接への案内が送られること
早期選考政府ルール上の選考開始より前に行われる、面接や試験などの選考
早期内定(内々定)正式な内定日(28卒は2027年10月1日)より前に出される、内定の約束

早期選考を受けたからといって、早期内定が出るとは限りません。選考に落ちることもあります。「早期案内が来た=選考が有利」というわけでもなく、案内の時点では評価が確定しているわけではありません。

ベンチャーの通年採用との関係

ベンチャーに多い通年採用は、特定の時期に募集を区切らず、年間を通じて応募を受け付ける仕組みです。早期選考と重なる時期(大学3年の秋~4年の春)でも、本選考の時期(4年の夏以降)でも、同じ採用枠にエントリーできます。

  • 一度しか選考に参加できない企業が多い:通年募集でも、同じ年度に落ちた場合、同じ採用で再応募できない運用の企業もある
  • 採用枠が埋まり次第、募集を終了する企業がある:定員制のため、早く動いた方が選択肢は多く残る
  • 通年募集でも、面接の集中する時期は企業の繁忙期・採用強化期にずれる

ミニFAQ:早期選考は本選考と別枠ですか?

企業により異なります。別枠(早期選考用の採用枠が設定されている)の企業もあれば、同じ採用枠を早いタイミングで動かしているだけの企業もあります。採用ページの「募集要項」や「採用スケジュール」を見て判断してください。

ベンチャーの早期選考はいつから動くのか ― 時期の実態

ベンチャーの早期選考が動き出す時期は、企業規模が小さいほどばらつきます。 平均的な時期を1点に決めるのが難しく、志望する企業ごとに時期を確認する必要があります。

企業規模別の実施率データ

企業規模別に、早期選考(3月より前の面接・内々定出し)を実施している割合は次のとおりです。

従業員規模早期選考を実施実施していない
300人未満47.7%52.3%
300~999人70.8%29.2%
1,000~4,999人82.4%17.6%
5,000人以上93.0%7.0%

出典:就職みらい研究所『就職白書2026』データ集(企業調査:2025年12月~2026年1月、新卒採用を実施する従業員5人以上の企業で2026年卒採用の実施企業1,161社が回答)。「早期選考」は、3月より前に面接などの選考や内々定出しを始めることを指します。

ベンチャーと従業員規模は同じものではありませんが、規模の小さい企業では、3月以降に選考する企業と早い時期から動く企業で、ほぼ半々に分かれることが見て取れます。「ベンチャーは早期選考が多い」と一括りにできないのが実態です。

時期がばらつく理由

ベンチャーで早期選考の時期がばらつくのは、採用側の事情が大手と違うためです。

  • 採用計画が事業の進捗に連動する:新規事業の立ち上げや資金調達のタイミングで採用枠が決まる企業では、募集時期が年度前半に寄らない
  • 採用担当が兼務のため、通年で薄く広く動かす:人事部門が独立していない企業では、通年募集にして負荷を分散する
  • 母集団を広げるため、動き出しを早める企業がある:大手が本格化する前に接点を持ちたい企業は、サマー前から動く

動き出しの早いベンチャーに多いのは、サマーインターンに注力する企業、採用人数が少なく優秀層の囲い込みを狙う企業、IT・コンサル・外資などの業界です。これらが早いのは一概に「ベンチャー」というくくりではなく、業界の採用慣行のほうに由来します。

早期選考に乗る3つのルート

ベンチャーの早期選考に進むルートは、大きく3つに分かれます。応募する時期も異なるため、どのルートを狙うかで動き出しの月が変わります。

ルート①:長期・サマー・秋冬インターン経由

インターンシップへの参加後、企業から早期選考や次の選考の案内を受けるルートです。制度上、タイプ3(汎用的能力活用型:5日間以上/専門活用型:2週間以上)・タイプ4のインターンシップで企業が得た学生情報は、広報活動開始以降は広報に、採用選考活動開始以降は選考に使うことができます(出典:文部科学省「大学等におけるインターンシップの推進」(新しいタブで開きます)/経済産業省「インターンシップ推進」(新しいタブで開きます))。

タイプ1(オープン・カンパニー:企業・業界の説明会やイベント。就業体験を伴わない)・タイプ2(キャリア教育:大学の授業や企業の教育プログラム)で得られた学生情報は、制度上、広報・採用選考に使えません。選考につなげたい場合は、日数の半分超が職場での就業体験となるタイプ3・4を選ぶのが要点です。

秋冬インターンの選び方は、28卒の秋冬インターンはどう選ぶかで扱っています。

ルート②:スカウト・ダイレクトリクルーティング経由

学生がプロフィールを登録しておき、企業側から面談や選考の声がかかるルートです。ベンチャーで新卒採用の母集団形成に使われることが増えています。

  • プロフィールに書く内容は、ガクチカ・自己PR・志望業界・保有スキル
  • 面談の段階では選考扱いにならないケースが多い。カジュアル面談から選考に進む流れもある
  • スカウトの数は企業の採用時期と連動する。登録してすぐにたくさん来るとは限らない

ルート③:直接エントリー

企業の採用ページから、学生側が直接応募するルートです。ベンチャーで通年募集を行う企業では、このルートが本線になります。

  • エントリーシート(ES)のクオリティとWebテストの点が、通過率を左右する
  • 志望度の高い企業ほど、直接エントリーで熱意を伝える意味が大きい
  • 直接エントリーは、ESの出来が通過率を直接左右します。書き方は28卒の就活は何から始めるべきかの「ESを1本仕上げる」の章と対応しています

何をいつまでにやるか ― 時期別の準備リスト

大学3年のどの時期にいるかで、優先するタスクが変わります。 以下の時期別リストは、ベンチャーの早期選考を視野に入れた動き出しの目安です。

大学3年 6~8月(夏休み前後)

優先度やること補足
高サマーインターンに3~5社応募選考につなげたい企業はタイプ3中心。業界を知る段階ならタイプ1も可
高自己分析のベース作りガクチカの材料集め。深掘りは選考を受けながら進める
中スカウトサイトに登録プロフィール登録とES下書きの転記で、以降の応募が速くなる
低Webテスト対策(SPI・玉手箱)問題集を1冊、2周を目安に

大学3年 9~11月(秋)

優先度やること補足
高ESを1本、人に見せられる状態まで仕上げる2本目以降は設問に合わせて組み替える作業
高秋冬インターンに3~5社応募応募締切は9~10月に集中する
高ベンチャーの採用ページで時期を確認志望企業5~10社の採用ページを一度に見る
中面接の初動対策想定問答の作成。GD対策は28卒のGD対策で

大学3年 12~2月(冬~本選考直前)

優先度やること補足
高本選考・早期選考の受験1~2社の選考に慣れてから、志望度の高い企業へ
高内々定が出た企業の条件確認承諾期限、他社選考の継続可否、面談設定の可否
中自己分析の更新選考の振り返りメモから、言葉にしきれていない軸を言語化
中ベンチャーと大手の併願先を調整ベンチャーと大手はどっちがいいかで判断軸を整理

就活生

サマーが終わった時点で早期選考の案内が来ていないと、もう手遅れでしょうか?

ベンチャールーキーズ編集部

手遅れではありません。先輩世代の内閣府アンケートでは、大学3年の9月以前にESを初めて提出した人は約4割にとどまり、半数以上はそれ以降に動き出していました(内閣府 令和6年度委託調査事業「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果 報告書(新しいタブで開きます)」2024年12月6日。対象は調査時点の学部4年生・大学院2年生で、28卒自身の数値ではありません)。

早期選考の案内が来ていない場合は、参加したインターンがタイプ1(説明会型)だった可能性もあります。タイプ1の情報は制度上、採用選考に使えません。秋冬はタイプ3を中心に応募し直すか、直接エントリー・スカウトのルートを増やす方が、選択肢は広がります。

秋冬インターン応募のESを、通過率が上がる書き方で添削します

ベンチャーの早期選考の流れと見られること

ベンチャーの早期選考は、1社あたりの面接が1~3回程度で完結する企業もあり、意思決定が速い傾向です。標準的なステップは次のとおりです。

ステップ内容大手との違い
① エントリーES提出・Webテスト受験ES設問が1~2問と少ない企業もある
② カジュアル面談(任意)社員との面談。選考扱いにしない企業も多い大手ではほぼ存在しない
③ 1次面接若手社員・採用担当評価後に即日で次の面接に進むことも
④ 最終面接役員・社長大手は複数回に分かれる場合が多い
⑤ 内々定その場で出る場合もある大手は後日の電話通知が中心

企業により順番や回数は異なり、GD(グループディスカッション。数人で議論して結論を出す選考)が入る企業もあります。

企業が新卒採用の基準で重視する項目のうち、「人柄」は従業員300人未満の企業で92.9%、5,000人以上で93.0%、「今後の可能性」は70.2%と67.6%で、規模による差は小さくなっています(就職みらい研究所『就職白書2026』データ集)。見られる軸は大手と大きく違いません。 ベンチャーで相対的に重視されやすいのは、自分の判断で動いた経験、数字・結果への向き合い方、短い対話で志望理由と企業理解を伝える力です。選考回数が少ない分、志望理由の掘り下げに時間を取る企業が多くなります。

大手の早期選考と、ここが違う

早期選考の仕組みは、大手とベンチャーで共通する部分と、異なる部分があります。違いを押さえておくと、併願時の対応が変わります。

比較の軸大手ベンチャー
1社あたりの選考回数本選考と同じフローで複数回1~3回で完結することが多い
選考から内々定までの速さ数週間~1か月数日~1週間で動くことも
最終面接に出る層役員・社長が中心1次面接から役員が出てくる企業もある
内々定の返答期限数週間~1か月を見込む企業が多い1~2週間と短く設定されることがある

役員・社長面接では、事業の方向性に関する質問や、起業意欲の有無を聞かれることもあります。期限が短く感じたら、他社の選考状況を正直に伝えて期限の延長を相談してください。

「他社の選考をいま辞退するなら内定を出す」といった条件を示されることがあります。 こうした行為はオワハラ(就活終われハラスメント。他社の選考辞退を迫る行為)と呼ばれ、政府の要請でも、学生の職業選択の自由を妨げる行為として防止が求められています(内閣官房 関係省庁連絡会議資料、2025年12月26日)。困ったときは大学のキャリアセンターや、都道府県労働局・ハローワークに相談できます。ベンチャーの企業情報を確かめる手順は、ベンチャー企業の見極め方で整理しています。

ケース別の進め方

ケース1:サマーの選考に落ちた

サマーインターンの選考不通過は、本選考や早期選考の不通過と直接つながるわけではありません。企業側は時期をずらして同じ学生を再評価することがあり、サマー不通過者が秋冬に通る例もあります。

  • 不通過の企業と同じ業界で、志望度が同じくらいの別企業を秋冬で応募し直す
  • 不通過理由を推測し、ESの書き方か面接の答え方のどちらかを変える
  • 1社の結果に引きずられて動き出しを止めない

ケース2:秋冬から動き出す

9~11月から動き出す場合、同時並行で3つを進めます。

  1. ESを1本仕上げる(1~2週間を目安)
  2. 秋冬インターンに3~5社応募(タイプ3中心)
  3. 志望ベンチャー5~10社の採用ページで時期を確認(30分で一覧化)

このうち、動き出しを止める最大の要因は①です。「書けない」で止まる場合は、他人に見てもらう場を先に確保してください。

ケース3:大手と併願する

大手の選考が本格化する前に、ベンチャーの早期選考で面接の場数を積む並べ方ができます。

併願の組み方向いている人注意点
ベンチャーの早期選考 → 大手の本選考面接に慣れていない人ベンチャーの内々定承諾期限を確認
大手を軸にベンチャーは数社に絞る大手が第一志望の人ベンチャーの選考が先に終わらないか確認
両方を並行まだ決めきれていない人比べる基準を先に言葉にする

ベンチャーに関する誤解の整理は、「新卒でベンチャーはやめとけ」は本当かで扱っています。

ケース4:大学院生(修士1年)

28卒の修士1年は、学部3年と同じ日程ルールの対象です。研究との両立があるため、専門活用型インターンシップ(2週間以上)やタイプ4の研究インターンシップを優先的に検討してください。採用側も院生の研究テーマを質問に組み込むため、研究内容を学部生以上に深く掘られる前提で準備します。

よくある失敗と対策

失敗なぜ起きるか対策
第一志望のベンチャー1社に絞って受けて、落ちてから焦るベンチャーは採用枠が少なく、1社の合否で動けなくなる選考時期がずれる企業を2~3社、併願先に入れる
「早期選考=有利な選考」と考えて、準備不足で応募する「早い=通りやすい」と誤解している早期選考でも通過率が高いわけではない。本選考と同じ準備で臨む
内々定が出た企業からの返答催促で、他社選考を途中で切るオワハラへの対処を知らない期限の延長を相談する。公的相談窓口(労働局・ハローワーク)に相談できる
「ベンチャーは学歴不問」を信じて、ESを雑に書く学歴不問は書類審査の軸であって、ES内容の評価は厳しい企業もある直接エントリーのESは、面接官が初めて会う自分の情報源になる前提で書く

動き出す前のチェックリストは以下のとおりです。

  • 志望ベンチャー5~10社の選考時期を採用ページで確認した
  • 選考につなげたい企業はタイプ3のインターンに応募している
  • ESを1本、人に見せられる状態まで仕上げた
  • スカウトサイトに登録し、プロフィールを埋めた
  • 大手との併願の順番を決めた
  • 内々定後の承諾期限と、他社選考継続の可否を確認する準備ができている

よくある質問

早期選考に落ちたら本選考は受けられなくなりますか?

企業により対応が分かれます。別枠(早期選考用の採用枠)の企業では本選考を再度受けられる場合がありますが、同一枠を早いタイミングで動かしている企業では、同じ採用で再応募できない運用もあります。採用ページまたは面接の最後に、再応募の可否を確認してください。

「通年採用」のベンチャーは、何回でも応募できますか?

多くの企業は、同一年度の同じ採用枠には1回しか選考に進めない運用です。通年募集でも、同じ採用で落ちた場合、翌年度まで再応募できないケースがあります。応募前に募集要項の再応募ルールを見ておいてください。

早期内定が出たら就活は終わりですか?

決める必要はありません。内々定は正式な内定(10月1日以降)に向けた約束で、承諾後も学生側からの辞退は民法627条1項により、期間の定めのない雇用契約として2週間前の申し入れで解約できるのが原則です。他社の選考を続けながら比較する時間を取れます。

オファー承諾書を出したら、他社の選考は続けられませんか?

オファー承諾書に法的な拘束力はありません。判例上、内定は「始期付解約権留保付労働契約」の成立と解されていますが(最高裁 1979年 大日本印刷事件)、学生側からの辞退は上記のとおり原則として可能です。承諾後に辞退を決めた場合は、できるだけ早く・誠実に連絡してください。

インターンに参加しないと早期選考は受けられませんか?

参加しなくても応募できます。直接エントリーやスカウト経由で早期選考に進む学生もいます。ただし先輩世代のアンケートでは、インターン参加者の約7割が「早期選考の案内」を受けていたため、インターン経由は接点を増やす有力な方法です(内閣府 令和6年度委託調査事業「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果 報告書(新しいタブで開きます)」)。

内々定の数は、何社くらいが目安ですか?

目安は人それぞれですが、1社だと比較できず、10社を超えると承諾・辞退の連絡だけで時間が取られます。志望度の高い3~5社を軸に、併願で2~3社を加える範囲が、比較と辞退連絡のバランスが取れます。

「早期選考=選考が緩い」というのは本当ですか?

本当ではありません。採用枠を早く埋めたい企業では、評価基準が本選考と同じで、時期だけが早い場合がほとんどです。「早いから受かりやすい」ではなく、「準備ができているから早い時期にも挑める」と理解しておくと近づきます。

早期選考で学歴は見られますか?

企業によります。採用大学の実績に偏りが見られる企業もあり、採用ページの「過去の採用実績校」で傾向を確認できます。ベンチャーには、応募時点で学歴フィルターを設けない企業もありますが、面接では学部や研究内容を話す場面はあります。

選考に進む前に見ておくべき企業情報は何ですか?

事業内容・直近の業績動向・資金調達状況・社員数の推移・採用実績の5つが基本です。採用ページ、プレスリリース、代表のインタビュー記事を一度にまとめて読むと、面接で聞かれる話の背景が理解できます。見方の整理はベンチャー企業の見極め方にあります。

内々定後の面談で何を聞けばいいですか?

初任給と昇給の仕組み、固定残業代の有無とみなし時間(固定残業代は、その時間を超えた分は別途支払われる設計です)、初任配属と担当業務、入社までのフォロー体制、辞退の場合の連絡方法の5点を押さえてください。承諾を迫られる場であることも想定し、持ち帰って決める時間をもらう前提で臨むと落ち着いて進められます。

まとめ

ベンチャーの早期選考は、企業ごとに時期がばらつきます。平均ではなく、志望する企業の採用ページで個別に時期を確認するのが、動き出しの第一歩です。

  • 早期選考は、政府ルール上の選考開始より前に行われる選考。要請は企業を法的に拘束しない
  • 従業員300人未満の企業の早期選考実施率は47.7%で、ばらつきが大きい(就職白書2026)
  • 動き出すルートは、長期・サマー・秋冬インターン経由、スカウト経由、直接エントリーの3つ
  • 大学3年 夏・秋・冬で優先するタスクが変わる。各時期で3つに絞って動く
  • ベンチャーの選考は1~3回で完結し、意思決定が速い。承諾期限が短い企業もある
  • オワハラに該当する承諾の迫り方は、公的相談窓口に相談できる
  • 1社に絞らず、選考時期がずれる併願先を2~3社持つ

次に読む記事:

運営:株式会社ヘルスベイシス/ベンチャールーキーズ編集部

ESインターン早期選考

ベンチャールーキーズ編集部
公的機関や調査会社が公表しているデータをもとに記事を作成しています。ES添削・面接対策などの相談には、新卒採用の選考に携わってきたメンバーが対応します。

関連記事

無料面談を申し込む