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ベンチャーの選考対策

ベンチャーの書類選考で落ちる6つの理由と通過率を上げる直し方の順番

公開 この記事は約17分で読めます

ベンチャーの書類選考は、応募書類から事業への具体的な関心と自走の再現性を読み取る選考です。大手向けESを使い回すと志望動機とガクチカの深掘りで止まりやすくなります。落ちる6つの理由と、通過率を上げる直し方を4段階の順番で整理し、1枚から直せる手順を示します。

ここで「自走の再現性」は、指示待ちでなく自分で動いた経験を別の場面でも再現できること、「深掘り耐性」は、面接で「なぜ?」と聞かれても説明が続く状態を指します。本文でもこの意味で使います。

先に結論

  • 対象読者はベンチャー企業を受ける28卒の就活生を中心に、何社か続けて書類で落ちた人、大手との併願者も含みます。29卒は、早めに準備する際の参考として読めます
  • ベンチャーの書類選考で止まる理由は、能力の不足ではなく「設問の読み替えをせずに大手向けの型で書いている」「事業の中身ではなく業界で志望動機を書いている」など、書き方の型のズレであるケースが目立ちます
  • 通過率を上げる直し方は、設問の読み替え → 事業の具体名の挿入 → ガクチカに自走と修正の1文を足す → 提出前チェック(字数・誤字・設問の抜け)の4段階の順番で進めると、1枚から直せます
  • 「書類選考の通過率」は企業・年度・職種で振れ幅が大きく、公開されている企業別の正式な数値はごく一部です。平均値を目安にして自分の通過率を比べるより、落ちた1枚を書き直すほうが結果につながりやすくなります
  • 大手向けのESを使い回すと、文体が整いすぎて具体名が消え、ベンチャーが読もうとしている「自走の再現性」が見えにくくなります
  • 書類で何社も続けて落ちているときは、送る数を増やす前に、1枚のESを修正する時間を1時間確保するほうが先です

この記事で分かること

  • ベンチャーの書類選考の進み方(大手との通過プロセスの違い)
  • 公開情報から読み取れる、企業の書類選考での評価のされ方
  • 書類選考で落ちる6つの理由と、それぞれの直し方の目安
  • 通過率を上げる直し方の順番(4段階)と、各段階の所要時間
  • ケース別の見直し(大手併願中・何社も落ちている・長期インターン未経験・学歴に自信がない)
  • よくある失敗とチェックリスト(提出前に確認する10項目)
  • ベンチャーのESで聞かれやすい設問パターンと、設問文の読み替え方
  • 書類選考の結果連絡の目安と、落ちたあとの動き方

書類で何社か続けて止まっているESがあれば、1枚から相談できます

ベンチャーの書類選考はどう進むか

ベンチャーの書類選考は、設問の設計・読まれ方・次の選考へのつながり方のそれぞれで、大手のテンプレート型選考と重みが違う傾向があります。まずは全体像の違いから整理します。日程ルールの前提は、内閣官房「2027年度卒業・修了予定者の就職・採用活動日程に関する考え方(新しいタブで開きます)」(2025年12月26日)で確認できます。政府の日程ルールは企業への要請であって、法的拘束力はありません。企業によっては、インターン経由の早期選考がより早い時期から動くことがあります。

書類選考 → 面接までの通過プロセスが短いことがある

大手の典型的な選考プロセスは、ES → Webテスト → GD → 面接複数回で構成されます。ベンチャーの中には、ES → 1次面接 → 最終面接の2段階で判断する企業もあり、書類に書かれた文章がそのまま面接の深掘り(ESの記述から追加で聞かれる質問)の材料として使われる設計が目立ちます。面接回数が少ない設計では、ESの1文1文の密度が選考全体の通過率に直結しやすくなります。選考の全体像はベンチャーの早期選考はいつから何をするか、動き出しと準備の順番で扱っています。

比較軸大手の傾向ベンチャーの傾向
書類の種類ES中心(Web入力)ES中心。企業によっては動画選考・課題提出が加わる
ES → 面接の回数面接が3~5回続く設計が多い1~2回で判断する企業もある
深掘りの素材GD・筆記・面接で順に拾うESの記述がそのまま深掘りの材料になる
結果連絡の目安2~3週間で返す企業が多い数日~1週間で返す企業も混ざる

※上表は、公開されている新卒採用ページを編集部で例示的に見た範囲での読み取りで、企業規模横断の公的集計ではありません。企業ごとに差が大きく、記載の回数・日数も幅を持たせています。志望企業の実際のプロセスは、募集要項・採用ページで確認してください。

書類選考の判断基準として公開情報から読み取れること

企業が選考全体で何を重視しているかは、株式会社リクルート 就職みらい研究所の「就職白書2026(新しいタブで開きます)」(2026年2月発行/新卒採用を行う企業の採用担当者を対象とした年次調査。ベンチャー企業に限定した調査ではありません)で例年公表されています。公表されている重視項目では「人柄」「自社/その企業への熱意」「今後の可能性」が上位に並びやすく、書類選考で読まれる内容もこれらの項目と重なります。

ただし「人柄」「熱意」「可能性」という項目名は同じでも、ベンチャー企業の採用ページ・求める人物像・選考情報を見ると、重視の置き方が大手と異なるケースがあります(一部企業の公開情報を編集部で見た範囲での読み取りで、全ベンチャーに一律に当てはまる基準ではありません)。より詳細な調査結果は「就職白書2026 データ集(新しいタブで開きます)」(PDF/就職みらい研究所)で確認できます。

なお、政府の日程ルールの例外として、三省合意(文部科学省・厚生労働省・経済産業省)の「インターンシップを活用した就職・採用活動開始日程に係るルールの見直し(新しいタブで開きます)」(2022年6月改正)で定められたタイプ3(汎用的能力活用型は5日間以上・専門活用型は2週間以上、いずれも実施日数の半分超を職場での就業体験とし、社員の指導とフィードバックがあるインターンシップ)・タイプ4(高度専門型インターンシップ。ジョブ型研究インターンシップ等)で取得した学生情報は、一定条件下で広報・採用選考に利用できます。インターン経由の早期選考が早い時期から動く企業があるのは、この例外に基づく運用です。

書類選考の通過率はどう読むか(代わりに見るべき3指標)

ベンチャー全体の公的平均通過率は確認できません。企業別の通過率を公開している企業もごく一部で、平均値を自分の通過率と比べる使い方は向きません。そのため本記事では、通過率の代わりに判断できる3指標を使います。次の3つの指標を見ることで、落ちやすい原因を特定できます。

指標見る場所判断の目安
落ち方の内訳落ちた3社のESを並べる同じ書き方(「学びました」で終わる等)が繰り返されていないか
深掘り耐性ガクチカ・志望動機を声に出して読む1文ごとに「なぜ?」を返されても答えられるか
具体名の密度志望動機・自己PRを数える事業・プロダクト・顧客の固有名詞が1つ以上入っているか

送る数を増やす前に、この3指標で原因を特定し、1枚のESを1時間かけて直すほうが結果につながりやすくなります。

どこから直すかの判断フロー(通過率の代わりに使う)

自分の状態まず直す場所使う段階
3指標①の「落ち方の内訳」で同じ書き方が繰り返されている書き方の型(6理由のどれに該当するか)第1段階 → 第3段階
3指標②の「深掘り耐性」で読めない志望動機の冒頭1文に事業の具体名を1つ入れる第2段階
3指標③の「具体名の密度」が0事業・プロダクト・顧客の固有名詞を増やす第2段階
すべて揃っているが落ちる設問の読み替えを丁寧にやり直す第1段階

通過率を知るために送る数を増やしても、落ちやすい書き方のままでは通過数は変わりません。この表の順で1枚ずつ直すのが、通過率を上げる最短ルートになります。

ベンチャーの書類選考で落ちる6つの理由

少なくとも書類の見直しで改善しやすいのは、能力そのものより書き方の型のズレです。ベンチャーのESで繰り返し出る6つの理由と、それぞれの直し方の目安を次の表にまとめます。

落ちやすい書き方直し方の目安所要時間(1枚あたり)
「業界」で志望動機を書いている事業・プロダクト・顧客の具体名を1つ入れる30分前後
ガクチカが成果の大きさに寄っている自走と修正の1文を足す15分前後
「学びました」で終わっている「次は〇〇の場面で△△を使う」に書き換える10分前後
設問を読み替えずそのまま答える「何を聞かれているか」で読み替えてから書き出す15分前後
大手向けの使い回しで具体名が消える整った表現1~2箇所を具体名に戻す15分前後
基本不備(誤字・字数・設問の抜け)別の人の読み合わせ、または翌日に再読する5分前後

1. 「業界」で志望動機を書いている

「成長している業界だから」「社会課題を解決したいから」で止まる文章は、同じ業界の他社でも通る文章に見えてしまいます。ベンチャーの志望動機では、業界理解の広さよりその会社の事業の中身にどこまで触れたかが読まれる傾向があります。志望企業のサービスを一度使う、顧客インタビュー記事を1本読む、代表のインタビューで触れている課題を1つメモするのどれかを行い、文章に具体名を1つ入れると変わります。

2. ガクチカが成果の大きさに寄っている

「売上を120%にした」「大会で優勝した」のように結果の大きさだけで書くと、その成果が他の場面でも再現できるかが読み取りづらいという理由で止まりやすくなります。ガクチカは、成果の大きさではなく「自分で課題を見つけたか(自走)・やり方を途中で変えたか(修正)・他の場面でも再現できるか(再現性)」の3軸で読まれる傾向があります。意思決定した場面と、やり方を変えた場面を1文ずつ加えると、深掘りで止まりにくくなります。詳しくはベンチャーのガクチカの書き方と例、大手向けと変えるべき3つの評価軸で分解しています。

3. 「学びました」「経験できました」で終わっている

ガクチカ・自己PRを「学びました」で締める書き方は、学びの事実を伝えるには十分でも、ベンチャーでは入社後にその学びを次の行動に使えるかが見えないと判断されやすい表現です。締めの1文を「次は〇〇の場面で△△のやり方を使います」に書き換えると、再現性の判断材料になります。

4. 設問を読み替えずにそのまま答えている

ベンチャーのESには「課題だと思っていることを1つ挙げ、解決案を書いてください」「10年後にやっていたいこと」のような自由記述型の設問が加わる例が目立ちます。設問文のまま受け取ると観念的な回答になり、深掘りで答えに詰まりやすくなります。「10年後にやっていたいこと」は、将来の夢ではなく、1年目に身につけたいこと→3年目に任されたい範囲→10年後に手がけたい事業の時間軸で設計できるかを見ているケースが目立ちます。設問別の答え方はベンチャーのエントリーシートの書き方|大手と違う5つのポイントで扱っています。

5. 大手向けESの使い回しで、具体名が消えている

大手向けに書いたESを使い回すと、文体は整って読みやすい一方で、固有名詞(サービス名・プロダクト名・顧客の職種)が削られ、抽象度が上がるケースが目立ちます。ベンチャーのESは具体名の密度で深さが測られる傾向があるため、整えすぎた文章は深掘りに耐えにくくなります。整った表現を1~2箇所、意図的に具体名に戻します。

6. 基本不備(誤字・字数・設問の抜け)

誤字脱字、文字数の過不足、設問の読み落とし、提出フォーマットの違反(PDF指定なのにWord提出・ファイル名の規定ズレ)は、どれも内容を読む前の段階で落ちる要因になります。別の人に1回読んでもらうか、翌日に自分で読み直すかのどちらかを挟むと、多くは防げます。

ベンチャーの書類選考で採用側が見ている3点(大手と何が違うか)

同じ「人柄・熱意・可能性」の項目でも、ベンチャーのESで採用側が重く見やすいのは、次の3点です。大手の読み方と並べて整理します。

読まれる点大手で重く見やすい側面ベンチャーで重く見やすい側面
自走の再現性配属先の指示に沿って安定して動けるか曖昧な状況で自分から動き出せたか
事業への関心の深さ業界理解の広さ・企業研究の網羅性その事業の中身にどこまで触れたか
入社後に使える学び学んだことの体系性次の行動に適用できる具体の学び

同じESでも、この3点で読み返すと、どこを直せば深掘りに耐えるかが見えやすくなります。採用側がどこを見ているかの全体像はベンチャーの面接でよく聞かれる質問と答え方、面接の評価軸は28卒の面接対策は何をすればいいか、採用する側が見ている3つの評価軸で扱っています。

通過率を上げる直し方の順番(4段階)

落ちたESを直すときは、次の順番を守ると1時間程度で1枚を書き直せます。闇雲に全文を書き直すと、通過していた箇所まで触って通過率が下がることがあります。

段階やること所要時間直す場所の目安
第1段階設問を「何を聞かれているか」で読み替える15分全設問の書き出し地点
第2段階事業・プロダクト・顧客の具体名を1箇所挿入15分志望動機の冒頭1文
第3段階ガクチカに「自走」と「修正」の1文を足す15分ガクチカの中盤
第4段階提出前チェック(字数・誤字・設問の抜け)15分全体を通読

第1段階: 設問を読み替えて書き出し地点を変える(15分)

設問文を「何を聞かれているか」の問いに書き直します。「学生時代に力を入れたこと」であれば「自分で課題を見つけ、やり方を変えた経験は何か」、「10年後にやっていたいこと」であれば「1年目・3年目・10年後の時間軸でどの範囲まで任されたいか」のように問いを置き換えると、書き出し地点が変わり、文章全体の軸が動きます。

第2段階: 事業の具体名を1箇所挿入する(15分)

志望動機・自己PR・将来やりたいことのどこか1箇所に、志望企業の事業・プロダクト・顧客の具体名を入れます。「社会課題を解決したい」ではなく「〇〇の□□職の人の△△の作業を短くしたい」のように具体のレイヤーに下げます。公開情報からすぐに拾える素材は、サービスページ・導入事例・代表のインタビュー記事の3つです。

第3段階: ガクチカに「自走」と「修正」の1文を足す(15分)

ガクチカに、意思決定した場面と、やり方を変えた場面を1文ずつ足します。「売上を120%にした」の前後に「〇〇の指標が伸びていない原因を仮説立てし、□□のやり方に切り替えた」の1文を入れると、再現性の読み取りが変わります。自己PRの型はベンチャー向けの自己PR、評価される強みと伝え方で扱っています。

第4段階: 提出前チェック(15分)

字数・誤字・設問の抜け・提出フォーマットを確認します。別の人に1回読んでもらうか、翌日に自分で読み直すのが安全です。チェックリストは下記「よくある失敗と提出前チェックリスト」にまとめています。

就活生

書類で何社も続けて落ちていて、もう何をすれば通るのか分からなくなっています

ベンチャールーキーズ編集部

書類で続けて落ちているときに最初にやることは、送る企業の数を増やすことではなく、落ちた1枚のESを直す時間を1時間確保することです。全文を書き直す必要はありません。4段階の順番で、設問の読み替え → 具体名の挿入 → 自走の1文追加 → 提出前チェックを進めれば、1時間で1枚を書き直せます。

もう1つ確認したいのは、志望企業の設問をそのまま受け取っていないかです。ベンチャーのESの自由記述型の設問は、何を聞かれているかを読み替えてから書き出すだけで、文章の軸が変わります。書類の通過率は、送る企業数や経歴の華やかさよりも、「1枚のESをどれだけ具体まで書けているか」で動く部分が大きい指標です。

書類で続けて止まっているESがあれば、どこを直せばよいかを1枚から相談できます

ケース別の見直し

書類で止まる状況は、ケースによって見直す場所が変わります。自分の状況に近いものから順に試してください。

  • 大手との併願中で、同じESを使い回している → 大手向けの1本を全文書き直す必要はありません。第2段階(事業の具体名)と第3段階(ガクチカの自走・修正)だけ差し替えるのが最短ルートです。志望動機の冒頭1文とガクチカの中盤1文を書き替えるだけで、同じ素材から別の文章になります。選び分けはベンチャーと大手はどっちがいいか、新卒の1社目を決める判断の順番で整理しています
  • 書類で3社以上続けて落ちている → 送る数を増やす前に、落ちた3社のESを並べて共通している書き方を探すほうが先です。多くの場合、「学びました」で終わっている・業界で志望動機を書いている・ガクチカが成果ベースのいずれかに当てはまります
  • 長期インターン・ガクチカの素材に自信がない → ベンチャーのガクチカは、素材の華やかさより自走と修正の有無で読まれる傾向があります。ゼミ・アルバイト・個人の学習の中で、自分で課題を見つけてやり方を変えた経験があれば、ベンチャーのガクチカとして成立します
  • 学歴に自信がない → 採用大学の実績に偏りが見られる企業もありますが、書類の中身で判断する企業も相当数あります。学歴だけで諦める前に、第2段階と第3段階に手を入れたESを送るのが先です

よくある失敗と提出前チェックリスト

書類の修正でつまずきやすい失敗は、次の3つに集約できます。

  • 全文を書き直して、通っていた箇所まで触る → 4段階の順番を守り、落ちやすい3つ(志望動機・ガクチカ・将来やりたいこと)の中で1箇所ずつ直します
  • 内定者ブログのESを丸ごと参考にする → 構造だけ参考にして、文中の具体名・固有名詞は自分の体験に差し替えます。他人の具体名のまま出すと、面接の深掘りで答えに詰まります
  • 字数ギリギリまで埋めることにこだわる → 下限と上限はまず募集要項の指定を優先する。指定がないときの自己点検の目安として「指定字数の8割以上」を下限に置くとバランスが取りやすい。字数を埋めるために抽象的な文章を足すと、具体名の密度が下がり、ベンチャーのESでは減点されやすくなります

提出前のチェックリストは次の10項目です。

  • 設問を読み替えてから書き出した
  • 志望動機に事業・プロダクト・顧客の具体名が1つ以上入っている
  • ガクチカに「自走」と「修正」の1文がある
  • 自己PRの締めが「学びました」で終わっていない
  • 字数が指定の8割以上・上限以下に収まっている
  • 設問の読み落としがない(全設問に回答している)
  • 提出フォーマット(PDF/Word/字数制限)が指定どおり
  • ファイル名の規定(氏名・大学名の入れ方)が指定どおり
  • 誤字脱字・敬語の重複がない
  • 別の人に1回読んでもらった、または翌日に自分で読み直した

よくある質問

ベンチャーの書類選考の通過率はどのくらいですか?

ベンチャー全体の通過率を集計した公的統計はありません。企業・年度・職種で振れ幅が大きいため、平均値を目安に自分の通過率を比べる使い方は向きません。何社かの平均を見るより、落ちた1枚のESを4段階の順番で直すほうが結果につながりやすくなります。

書類で何社も続けて落ちています。送る数を増やすべきですか?

送る数を増やす前に、落ちた3社のESを並べて共通する書き方を1つ特定し、1枚のESを1時間かけて直すほうが先です。送る数だけ増やしても、落ちやすい書き方のままだと通過率は上がりません。

大手向けに書いたESを、ベンチャー向けに全部書き直すべきですか?

全文の書き直しは不要です。志望動機の冒頭1文とガクチカの中盤1文の2箇所を差し替えるだけで、同じ素材から別の文章になります。4段階のうち、第2段階(具体名)と第3段階(自走の1文)を優先してください。

長期インターン・サークル代表の経験がないと書類は通りませんか?

通ります。ベンチャーのガクチカは素材の華やかさではなく、「自分で課題を見つけたか・やり方を途中で変えたか・他の場面でも再現できるか」で読まれる傾向があります。ゼミ・アルバイト・個人の学習の中にも、該当する経験は見つけられるケースが目立ちます。

書類選考の結果連絡はどのくらいで来ますか?

企業で差があります。ベンチャーには数日~1週間で返す企業も混ざります(上の表の観察範囲)。1週間を超えても連絡がない場合は、採用ページの案内・問い合わせフォームの指示を優先してください。

動画選考や課題提出が加わる場合、ES以外に何を準備しますか?

動画選考は、1分で収まるように結論→具体→次の行動の順で話す練習を2~3回しておきます。課題提出は、設問の意図を読み替えてから着手する点がESと同じです。提出直前のチェックリスト(上記10項目)も使えます。

ChatGPTでESを下書きしてもよいですか?

下書きの叩き台としては有効ですが、生成された文章をそのまま提出するのは避けたほうが安全です。文体が整いすぎて具体名が削られ、自走の再現性が見えにくくなります。詳しくは就活でChatGPTはバレるか、ESの使える範囲と見抜かれる4パターンで扱っています。

書類で落ちた企業に、再応募できますか?

同じ年度内の再応募の可否は企業ごとに異なり、採用ページの応募要項に「再応募可否」の記載があるので、各社の案内が最優先です。再応募の可否を調べる時間より、別の志望企業で第2段階と第3段階を優先するほうが効率的です。

ベンチャーの書類選考でも、学歴フィルターはありますか?

採用大学の実績に偏りが見られる企業もありますが、書類の中身で判断する企業も相当数あります。ESの第2段階(事業の具体名)と第3段階(自走の1文)に手を入れたうえで送るのが先です。

ベンチャーの選考全体のスケジュールは、大手とどう違いますか?

ベンチャーは、インターン経由の早期選考がより早い時期から動く企業があります。全体像はベンチャーの早期選考はいつから何をするか、動き出しと準備の順番で扱っています。ESを書き始める時期と、企業説明会への参加時期の順番は、志望企業の採用ページで確認するのが安全です。

まとめ

ベンチャーの書類選考で落ちる理由は、能力の不足より書き方の型のズレであるケースが多く、設問の読み替え・事業の具体名の挿入・ガクチカの自走と修正・提出前チェックの4段階で1枚から直せます。何社も続けて落ちているときは、送る数を増やす前に、1枚のESを1時間かけて直すほうが先です。

次の一手は、落ちたESを1枚手元に出し、第1段階の設問の読み替えから書き直すことです。全文を書き直す必要はありません。

運営:株式会社ヘルスベイシス/ベンチャールーキーズ編集部

ESガクチカ志望動機

ベンチャールーキーズ編集部
公的機関や調査会社が公表しているデータをもとに記事を作成しています。ES添削・面接対策などの相談には、新卒採用の選考に携わってきたメンバーが対応します。

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